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万夜一夜物語

万夜一夜物語(よろずやいちやものがたり) 自分の思考や気持ちを整理して記載していくブログです。自分を前に進めるために、残していくために。

新入社員に伝えたいたった1つのこと(最初の小さな成果が生む大きな違い)

2016年4月1日金曜日、今年も多くの新入社員の方が色々な夢や希望と不安の入り交じる中(度合いは本当に人それぞれでしょうが)新しい一歩を踏み出したことと思います。

 

毎年身近な新入社員には伝えているのですが、今後の社会人生活で活躍をしていくために、たった1つですが大事なことをお伝えしたいと思い、今年は世の中に数多く新入社員向けエントリーがあるだろうと思いつつ、自分でも書いてみることにしました。

(どれ位の人に届くかわからないですが)

 

自分自身はまだまだですが、一応新卒で入った会社でも転職先でもそれなりに評価はしていただき、、ベンチャー界隈にいつつ、30歳で1,000万円、みたいな目安を超えてはいますし、何より仕事が充実しています。自分の成長も継続的に感じられています。

もちろん、私が成功しているのか?というとそれはそこまででもなくて、よりすごい人たちはいくらでもいるわけですが、その人達を見ていても、すごく大事だと思うことです。

 

それは、

 

「早いうちにとにかく努力をして小さくてもいいから成果を出す」

 

ということです。(努力・成果と2つ言っているような気もしますが、まあセットなので1つとさせてください・・・)

 

言い換えると、

「初期の成果を出すための努力は社会人生活で最も良い投資である」

とも言えます。

 

どのような組織においてもそうですし、特にベンチャー企業に代表されるような、年功序列ではなく、活躍によってどんどん職務や報酬に差がつく環境であればあるほど大事だと思います。

 

もちろん当たり前のことではあるのですが、なぜこれをわざわざ強調するかというと、

「初期の活躍のちょっとした違いで、その後の活躍に大きな違いが生まれる」

からです。

カオス理論でいう所の「初期値の鋭敏性」というものにもつながります。

 

早い段階で成果を出すメリットは以下の3点だと考えています。

 

・できる人だ、という周囲の期待が醸成される

・自分はできる、という自信がつく

・さらなる機会が提供される

 

これらが重なることで、最初のちょっとした成功がその後の大きな成長や成果につながりますし、同期との間、更には同世代の人たちと比較して、相対的にも能力や報酬、仕事の幅の差がどんどん大きくなっていきます。

 

もう少し具体的に記載していきましょう。

 

 

まず、周囲からの期待が醸成されること。これ自体が新入社員の方を成長させることになります。

教育心理学からはじまった言葉に「ピグマリオン効果」という効果があります。

はじめは同じくらいの成績の子どもたちだったとしても、”この子たちはできる子どもだ”と教師が期待することで、その子たちへの接し方が変わり、当初は同じレベルのこどもであったとしても、期待がかかっていた子どもたちは結果的に成績が伸びるというものです。

 

周囲からの期待を感じると本人としてもそれに応えようとやる気や責任感がうまれますので、より成長しやすい環境を得られる、ということもあります。

 

早い段階で成果を出すこと、この人は期待できる、と周囲に思ってもらうことが大事です。

 

2つ目の自分に自信がつくこと、これもとても大事です。

ちょっと自己啓発臭がするので、人によっては嫌がるかもしれませんが、やはり「できると思っていることはできるし、できないと思っていることはできない」というのは一定正しいと思います。

 

最初に「自分はできる」という自己イメージを持つことで、課題があっても「どのように解決しようか?」と前向きな思考になり、結果的にその課題を克服することができます。

自信がないと、ダメかもしれない、自分にはできないかもしれない、と考え、なぜかできない理由を探しだしてしまって、結果もやはりうまくいかない、ということが多くあります。

もっている課題解決の能力などは同じであったとしても、自信があるかどうかで、結果は180度変わってしまうのです。

これが早い段階で成果をだして自信をつけることの大切さです。

 

3つ目のさらなる機会が提供される、は1つ目の期待の醸成にもつながりますがとても大事なことです。

社会人として仕事をしている人は仕事とフィードバックによって成長します。

そして、成果を出した人には、今後を期待されるメンバーとして、さらなる成長に繋がるようなチャレンジをさせてもらえることが多くなります。

そこではもちろん失敗もあるでしょうが、周囲や、過去の自分よりもチャレンジングな業務を行うことで、次の成長の機会が得られ、そして、それを元にさらなるチャンスをつかんでいくことができます。

 

<まとめ的に>

少し長くなりましたが、要するに

「最初の小さな違いが後々大きな違いになるから、とにかくそれを作ること」

が大事です。

そして、新入社員に与えられる課題というのは努力さえすれば能力的には皆達成できるようなものだと思います。

そこでとにかく成果を出す、その小さな一歩が、これから長く続く社会人生活を大きく方向づけることになります。

ここは本当に大事にしていただきたいと思います。

もちろん、後から巻き返すことも可能ですが、それは初期の努力で差をつけることよりも、ずっと大きなエネルギーを必要とします。

新入社員の方は騙されたと思って、初期の成果を追求してみてください。

(もちろんそれで自信をつけるのは大事ですが、驕るのはダメですよ、常に謙虚に、素直に向上心を持ち続けて自分を磨いてください)

 

 

<補足>

ここで記載している内容を私は実体験で学びつつ「80対20の法則」というリチャード・コッチという人の書いた本で学びました。

そこでは新入社員が、という風には書いてありませんでしたが、

初期のちょっとしたインプットが結果的には大きな差分になることが

フィードバックループ」「初期値の鋭敏性」という話で説明されていました。

 

フィードバックループとは、最初は小さな差だったものが次第にその影響力を増していき、最後にはとてつもない差分になる、ということです。

初期値の鋭敏性とは、上の通り、最初の違いが結果の大半を左右する、というものです。

 

初期値=社会人生活の最初の成果

結果=社会人生活総体としての成果

と考えられると思います。

 

周囲をみても、お金はお金持ちの所に集まります。

最初はちょっとした違いであっても、富める人は富み(良い投資などができますね)、貧しい人はより貧しく(場合によっては借金をして金利を払わなくてはいけません。お金持ちは利子を受取、貧しい人は金利を払うというのが世の中の構図です)

 

また、本で紹介されていた事例では、池の鯉の話がありました。

最初は同じ大きさの鯉であっても、たまたま初期に餌を多く食べた鯉は、早く体が大きくなり、他の鯉を押しのけて餌を取れるようになっていきます。

結果的に、最初にたまたま自分の近くに餌が落ちただけであっても、期間を経るとその鯉と他の鯉の間には大きな差がつく、ということになります。

 

ぜひとも、大きな鯉になってください(他の人を押しのけるという意味ではなく、初期にしっかり成果をだしてその後の成果を大きくしていってください、という意味です)